よくある質問について
1初診予約について
Q1Web予約カレンダーが満員なので電話したが、予約は可能か。
ご予約の空き状況はWeb予約カレンダーの通りです。
カレンダー上に空きがなければ、予約に空きがございません。
キャンセル待ちなどの制度もございませんので、カレンダー上の空きをお待ちください。
Q2最短でいつ予約できるか。
「1週間前の午前7時」からWeb予約可能となります。
また、それ以外にも1週間程前の診療日にWebカレンダー上に空き枠を追加しておりますので、お時間があるときにこまめにご確認をお願いします。
Q3カレンダー上からWeb予約をしようとしているが、できない。
同時に複数名の方が定員1名の枠にご予約入力すると、ご予約頂ける方と頂けない方がいらっしゃいます。
電話でお問い合わせを頂いても、その時点でWeb予約カレンダー上に空きがなければご予約を受け付けることはできませんのでご了承ください。
また、当予約システムの変更の予定は現時点ではございません。
Q4初診だが、今日診てほしい。何時間でも待つ。
当院は完全予約制で、すべての時間帯に既に多くの患者さんがいらっしゃいます。
その方々をお待たせしてしまうことになってしまうため、基本的にお断りしております。
もし当日中に空きがある場合にもカレンダー上に反映しておりますのでご確認ください。
Q5他院通院中であるが、受診は可能か。
精神科では複数の医院にかかることは保険診療上原則できません。
主治医の先生にご相談のうえ、紹介状をお持ちになってご来院ください。
ただし、事情があり用意できない場合には紹介状はなくても構いません。
その場合には、「決して同じ週に別々のクリニックにかからないこと」だけお気をつけ下さいますようお願い致します。「週」とは「日曜~土曜」を指します。
2保険について
Q1保険証は使えるか。また、保険証を使わないことは可能か。
ご利用頂けます。ご利用頂かないことも可能です。
当院で行う診療内容はすべて保険適用となっております。
また、保険証をご利用にならない場合の初診時のお支払いは1万円弱です。
ただし、診察以外に別途採血などを行った場合は1万円を超えます。
Q2生活保護なのですが。
生活保護の方について現在初診の受付は休止しております。
何卒よろしくお願い申し上げます。
Q3自立支援医療証は使えるか。
ご利用頂けます。
ただし、お住まいの地区の役所にて指定医院の変更手続きがお済みの場合に限ります。
詳しくは管轄の役所にお問い合わせ下さい。
3薬について
Q1リタリンの処方は可能か。
できません。
Q2漢方薬の処方は可能か。
可能です。
4再診について
Q1通院頻度はどのくらいになりますか?
4週間に1回の通院頻度の方が多いですが、落ち着いている場合は数か月に1回の通院頻度の方もおられます。以下は通院頻度の大まかな目安ですので参考にして下さい。通院頻度が多い場合、医療費の負担が大きくなりますので自立支援医療制度などを利用下さい。
1週間:新しく薬の処方をされたとき、症状が全然落ち着かない場合
2週間:休職中の場合、薬の微調整を行っている場合、症状の波が大きいが自己コントロールできない場合
3週間:概ね落ち着いているが、たびたび急な症状の変化がある場合
4週間:落ち着いており、薬の調整がほとんど必要ないが薬を毎日内服している場合
6~12週間:薬の内服がないまたは頓服や不定期の内服のみで落ち着いている場合、不眠症、月経前気分障害(PMDD)で同じ薬の量で症状が落ち着いている場合
Q2再診予約を変更、キャンセルしたいのですが、どのようにしたらいいですか?
原則として変更、キャンセルについては電話では承っておりません。
WebまたはLineに登録して予約サイトにてご予約変更ください(Webサイトのトップページにボタンがございます)。予約日時の空き具合も予約サイトのカレンダーを参考にして下さい。
希望の日時に空きがない場合はご予約不可ですが、緊急の場合は直接来院されても診察させて頂きます。ただし待ち時間が1時間程度と長くなる可能性があります。
5カウンセリングについて
Q1予約はどのようにとったらよろしいですか?
初回のカウンセリングについては、すべて医師の診察の上、担当カウンセラーを決定させて頂いております。電話やWebからの新規の予約はできません。初回でなく継続の方については電話にてご予約を承っております。
Q2予約の変更・キャンセルはどのようにしたらよろしいでしょうか?
予約の変更については電話のみで承っております。変更期限はカウンセリング日の2週間前の週の土曜日診療時間終了までとなっております。キャンセルについては再診と同様に予約サイトからキャンセルをお願い致します。
6その他
Q1現在通院中です。薬のことや診断書のことでききたいことがあるのですが、電話やメール以外の連絡方法を教えてください。
当院の公式LINEにご登録いただいている方について新たに「お問い合わせ」ボタンをつくりました。
以下の「お問い合わせ」ボタンをクリックすると、クリニックと直接チャットが可能です。夜間や休診日は返信が遅れることもありますことはご了承下さい。
薬の飲み方や症状などの問い合わせについては、主治医が対応いたします。電話再診料(3割負担で200円程度)が後日の診察時に徴収されますのでご注意下さい。またマイページからでも以下のように「お問い合わせ」ボタンがございますので是非ご利用下さい。
Q2家族としてどのように本人(患者)に接したらよろしいでしょうか?
よく質問されるのでお答えします。
もともと統合失調症患者の家族研究でいわれていたHEE(high expressed emotion)という概念があり参考になります。本人のことを気にして過度に干渉しすぎたり、病的な行動に対して感情的な表現を強く示す家族をHEE家族といいます。HEE家族の場合、服薬を継続していても統合失調症の再燃率が高いといわれております。
HEEを参考に統合失調症以外の精神疾患の患者でも家族としてあるべき姿は以下の3点です。
・病気のしくみを知ること
本人の病気を一般的な書籍やネットで勉強することが重要です。その際に「薬を使わないで完治可能!」「精神病は病気ではない」云々の偏った情報に惑わされないで下さい。もし可能であればきちんとした精神医学の教科書で勉強してみるのもいいかと思います。
・まずは落ち着くこと
どうしていいかわからず混乱し、落ち着かない(精神科領域では不穏といいます)家族も多いです。パニックになり、患者さん本人より深刻な症状を示す方もおられます。まずは自分自身をニュートラルな精神状態で安定させることです。自身の安定がひいては、本人の精神症状の安定につながります。場合により自身が心療内科・精神科を受診し、必要なら薬物治療や心理療法を受けることも重要です。
・HEEにならないこと
以上の点をクリアした上で、本人に対して不用意な刺激をしないこと、相手を無理に変えようとしないことが重要です。わからなければ余計な助言やアドバイスも必要ありません。本人とは適切な距離をとりつつ自分自身の仕事や家事をたんたんとこなしていくことです。知性・理性的な態度を大事にして、相手を変えようせず、自分自身のこころの問題、捉え方の問題であると意識して下さい。
また必要があれば、当院診療日の昼休み13時頃に家族のための診療相談(30分自費税込11000円)を行っておりますので、電話(045-253-4976)にて御予約下さい。